秋の期間限定開館とイベントのお知らせ

2025年11月の土・日・祝日(29・30日は除く)に、古橋懐古館にて稲武もみじまつり特別企画「幕末明治の偉人書画と繭花の共演」「山水画に見る「丁寧な暮らし」を開催いたします。

目次

古橋懐古館展示の詳細情報

幕末明治の偉人書画と繭花の共演&「山水画に見る「丁寧な暮らし」
日時2025年11月の土・日・祝日
1日・2日・3日・8日・9日・15日・16日・22日・23日・24日](29・30日は除く) 
10:00~16:00
場所古橋懐古館
愛知県豊田市稲武町タヒラ8番地
※古橋懐古館の駐車場をご利用ください。
※詳しいアクセスはこちらへ
入館料一般500円 小中高生250円
特別協力小川珊鶴、いなぶまゆっこクラブ
お問合せ一般財団法人古橋会 古橋懐古館
0565-82-2100

展示内容

第一部〈 幕末明治の偉人書画と繭花の共演 〉

幕末・明治期に活躍した偉人たちの書画に、いなぶまゆっこクラブ製作の精緻な繭花を添え、花道家・小川珊鶴氏の本格的な演出で展示します。志を貫いた人の思いが歴史を動かしてきたように、神宮や大嘗祭に奉納する稲武に伝わるシルクの伝統文化もまた、稲武に暮らす人たちの思いによって受け継がれているのです。

展示作品リスト(※展示作品を下記に掲載しております。内容は変更となる場合がございます。)
番号作者作品年代・時代
1島津斉彬筆戸田忠太夫宛書状安政元年頃(1854)
2西郷隆盛筆詩七絶三行明治初期
3勝 海舟筆古体詩慶応4年(1867)
4徳川慶喜筆漢文一行江戸後期~明治期
5徳川斉昭筆漢文三行江戸後期
6久坂玄瑞筆今様歌文久3年(1863)
7高杉晋作筆詩七絶文久2年(1862)
8吉田松陰筆杉梅太郎宛書状安政6年頃(1859)
9坂本龍馬筆中岡慎太郎宛書状慶応3年(1867)
10副島種臣筆七絶三行明治33年頃(1900)

第二部〈 山水画に見る「丁寧な暮らし」 〉

古橋懐古館が所蔵する山水画は、江戸から近代にかけての文人たちが心に描いた「理想の風景」です。日々の気忙しさからふっと開放され、自然豊かな場所で季節を感じる。本格的な紅葉の繭花インスタレーションとともに、余白がたっぷりあるのに思い出に残るひとときをお楽しみください。

展示作品リスト(※展示作品の一部を下記に掲載しております。内容は変更となる場合がございます。)
1富岡鉄斎筆山紫水明処図明治時代
3松田芳雪筆山水図大正10年(1921)
4岩瀬忠震筆柳陰遂涼安政5年(1858)
5高木雪居筆青緑山水慶応元年(1865)
6村瀬秋水筆山水図安政3年(1856)
7谷 文晁筆山水図江戸後期
8小林 華光筆紅葉渓谷大正・昭和時代

体験コーナー〈わくわく!繭のかけらアート〉

入館者はどなたでも自由に参加OK!カラフルに染めた繭のかけらを好きな形に貼り合わせて、自分だけの繭アート作品を完成させてみましょう。会場の壁一面には大きな蚕蛾の羽のシルエットが広がっていて、その前で記念撮影もできます。思い出に残る一枚をパチリ!

関連イベント

糸取り体験&シルクランタン手作り体験

JAあいち豊田・いなぶまゆっこクラブ・古橋会による共同イベントです。いなぶまゆっこクラブのメンバーと一緒に、繭から糸を取る体験とシルクランタン作りを行います。足踏み式座繰り機を使った糸取りは、現代ではあまり目にすることのない手作業です。

完成したシルクランタンは、そのままお持ち帰りいただけます。

開催会場:繰糸舎(古橋懐古館前側)
開催日時:2025年11月2日(日)

1部 10:00~10:50
2部 11:10~12:00
3部 13:00~13:50
4部 14:10~15:00

詳細やお申し込みは、JAあいち豊田『MEKIKI』のページからご確認ください。

https://mekiki-net.stores.jp/items/67650673e3848e06ae45eca7

昨年のシルクランタンづくり体験の様子
昨年の糸取り体験の様子

小川珊鶴(花道家)・宇納一公(彫刻家)アートコラボレーション「歴史と自然を訪ねて」も瑞龍寺で開催中!

小川珊鶴様と宇納一公様のアートコラボレーション「歴史と自然を訪ねて」も同期に開催されます。詳細情報は下記のチラシをご覧ください。

会場の瑞龍寺は、古橋懐古館から徒歩3分の場所にございます。彫刻作品のほか、着物や帯、書画、生け花など、多彩な展示がございますので、ぜひご観覧ください。

稲武もみじまつりも開催中!

稲武もみじまつりは、11月8日(土)から11月24日(月祝)まで、各種イベントとともに開催されます。
大井平公園では、日没から19時までライトアップも行われ、夜の紅葉を楽しめます。ぜひ稲武の秋を満喫してください。

詳細は稲武観光協会のホームページ🔗をご覧ください。

昨年の展示風景

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この記事を書いた人

私たちは、300年以上の歴史がある豪農古橋家の歴史と家訓「家は徳に栄える」を受け継ぐ財団法人です。
私たちは、豪農旧家、中山間地域、歴史や伝統文化など、古めかしくて時代遅れとみなされたものを、現代においても通用する形に磨き上げて、人と人との繋がりが人を支え、人間性に根ざした、与え合う社会の実現に貢献していきます。

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