養蚕と製糸– category –
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養蚕と製糸
まだ電話もメールも自動車も使えなかった大正の「大嘗祭」(後編)
大正の大嘗祭について、前編では「稲橋村武節村組合献糸会」(現在の豊田市稲武献糸会)が御料繭の調進を要請されてから、さまざまな準備を経て「謹選調製式」を終えるまでの過程を追っていきました。それに続く後編では、当時の詳しい資料に基づき、御料... -
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令和6年度伊勢神宮・熱田神宮献糸のための繭が出来上がりました(いなぶまゆっこクラブ)
【桑畑整備】 蚕を飼育するには、蚕の餌となる桑を確保しなければなりません。いなぶまゆっこクラブでは、約500本の桑を3箇所の桑畑に分けて整備しています。 【お蚕さんの飼育】 1掃立(はきたて) 今年で143年目となる伊勢神宮の神御衣祭(かんみそさい... -
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まだ電話もメールも自動車も使えなかった大正の「大嘗祭」(前編)
稲武地区が担ってきた「大嘗祭(だいじょうさい)」の繒服(にぎたえ)調進に関して、これまで当サイトでは令和度と平成度の取り組みをご紹介してきました。続いて取り上げるのは、さらに時代をさかのぼった大正の大嘗祭について。当時の詳しい資料が整理... -
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稲武地域が一丸となって取り組んだ平成度の「大嘗祭」(後編)
天皇陛下が皇位継承に伴って行う一世一代の重要な儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」。そのときに供えられる絹織物の「繒服(にぎたえ)」は、古くから三河地方が調進してきました。今回はその中から平成2年に行われた平成度の「大嘗祭」について、その詳し... -
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稲武地域が一丸となって取り組んだ平成度の「大嘗祭」(前編)
天皇陛下が皇位継承に伴って行う一世一代の重要な儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」。そのときに供えられる絹織物の「繒服(にぎたえ)」は、古くから三河地方が調進してきました。今回は平成度の大嘗祭で豊田市稲武地区から調進された「繒服」に焦点を当... -
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金田平重氏(いなぶまゆっこクラブ創設)-養蚕と地域を笑顔で振興した94年の歩み-
金田平重(かなだ へいじゅう)さんは昭和4年(1929)7月18日に生まれ、愛知県豊田市武節町に在住され、約80年にわたって養蚕業に携わり、地元の稲武地区(現愛知県豊田市)に脈々と受け継がれているシルクの伝統文化を守り伝える活動を支えてこられ、2024... -
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シルクチョコレートで「まち守り」【辻口博啓様と稲武地区養蚕製糸文化伝承事業実行委員会】
【きっかけは、シルクの新しい可能性を学ぶ勉強会「稲武KAIKO学」】 令和2年度から稲武地区養蚕・製糸文化伝承事業実行委員会(事務局:豊田市役所稲武支所。以下、実行委員会)が地域に発足しました。稲武地区(現愛知県豊田市)の養蚕製糸の伝統文化を、... -
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142年目の伊勢神宮への神御衣(かんみそ)御料糸(ごりょうし)の献納
令和5年11月8日(水)に豊田市稲武献糸会(事務局:一般財団法人古橋会)は、142年目の伊勢神宮献糸(けんし)を行いました。明治15年(1882)に始まった、愛知県豊田市稲武地区(旧稲武町)から伊勢神宮への神御衣御料糸(神御衣祭に供えられるにぎたえと... -
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(11月4日)いなぶまゆっこクラブ「糸取り&シルクランタン手作り体験」と「古橋懐古館限定公開」withフォーレエソレイユ
【糸取り&シルクランタン手作り体験】 いなぶまゆっこクラブ は毎年、伊勢神宮や熱田神宮に奉納するための生糸の生産を、桑の栽培から、蚕の飼育、糸取りまで手作業で行っています。 例年は自由参観日を開催していたのですが、今年は趣向を変えまして... -
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伝統の稲武シルクを配合した業務用入浴剤「にぎたえしるく湯-森の香り」を新発売し、9月15日から9月20日まで『どんぐりの湯』で体験できます
一般財団法人古橋会は、日本トップレベルの伝統を誇る「稲武(いなぶ)シルク」を配合した業務用の粉末入浴剤『にぎたえしるく湯-森の香り』を新発売いたします(株式会社大醐と共同発売)。 中山間地域の稲武町(現愛知県豊田市)では、保存団体「いなぶ...