伝統の稲武シルクを配合した入浴剤「にぎたえしるく湯-ゆずの香り」が豊田市ふるさと納税返礼品として登録されました

日本トップレベルの伝統を誇る「稲武(いなぶ)シルク」を配合した粉末入浴剤「にぎたえしるく湯-ゆずの香り」が、愛知県豊田市のふるさと納税返礼品に登録されました。

中山間地域の稲武町(現愛知県豊田市)では、保存団体「いなぶまゆっこクラブ」が養蚕製糸を手作業で行って、伊勢神宮や熱田神宮への献納のための生糸を毎年生産していますが、国内の養蚕業の苦境や少子高齢化の進行により、伝統文化の継承が危ぶまれています。

一般財団法人古橋会は、稲武の唯一無二のシルクを守り伝えるために、新ブランド『貴いシルク®』を立ち上げ、2023年3月に「にぎたえしるく湯-ゆずの香り」を発売していました(株式会社大醐と共同発売)。

目次

稲武産の繭から保湿成分を抽出して配合した入浴剤

保湿成分(加水分解シルク)を抽出した原料の繭は、「いなぶまゆっこクラブ」が、毎年の神宮への献納のために、桑の栽培や蚕の飼育を手作業で少量生産しているものです。

このたび、シルク雑貨ブランド『絹屋』を手掛けている株式会社大醐と、一般財団法人古橋会が共同で、粉末入浴剤「にぎたえしるく湯-ゆずの香り」(浴用化粧料)を企画発売いたしました。
シルクをイメージした白濁のお湯になっており、ギフトにもそのままお使いいただけるパッケージ1箱に3包入りです。

唯一無二のシルクを守り伝えるための新ブランド『貴いシルク』

稲武のシルクの伝統文化は、全国トップレベルでありながら、愛知県民や豊田市民の方にもあまり知られていません。新商品と新ブランドがきっかけとなって、多くの方に稲武のシルクを知っていただきたいと考えています。

もともと、明治期の殖産興業として養蚕業を稲武地域に奨励し、途絶えていた伊勢神宮への生糸の献納を復興したのは、古橋家6代当主の古橋源六郎暉皃(てるのり)でした。この古橋家を継承した財団法人古橋会では、現常務理事の古橋真人(暉皃の来孫)が中心となって、新ブランド『貴いシルク』を立ち上げて、稲武の地方創生に貢献したいと考えています。

また、シルクの活用は着物などの和装だけでなく、近年はヘルスケアやシルクフード、医療用品まで可能性が研究されています。今後も、新しい発想でシルクを活かす商品開発を行うことで、稲武シルクを守り伝えていくとともに、稲武に新たな産業や雇用が生まれていくきっかけにしたいと考えています。

5つのふるさと納税サイトからお選びいただけます

1箱に3包の粉末入浴剤が入ったパッケージを、4箱セット(入浴12回分)として、以下の5つのふるさと納税サイトから返礼品として選択していただくことができます。

パッケージは贈り物にふさわしい化粧箱となっていますので、そのままおすそ分けしていただくこともできます。

『貴いシルク』公式Instagram @preciousilk

シルクのある日本の暮らしや四季を発信いたします。
日本の伝統文化は、暮らしも祭祀もみな、農耕や四季の移ろいによって繋がっています。こうした魅力を改めて発信するアカウントです。是非フォローをお願いします!

『貴いシルク』公式ECサイト

一般財団法人古橋会のオリジナルブランド『貴いシルク』の公式ECサイトはこちらです。

『貴いシルク』公式ECサイト https://silk.furuhashikai.com/

公式ECサイトからお買い求めいただいた場合は、オリジナルステッカーとオリジナルポストカードを同封いたします。

お取り扱いいただける店舗様や事業者様の募集

稲武シルクの伝統文化を守り伝え、稲武を「まち守り」していくには仲間が必要です。
これまで、蚕の飼育や糸取り作業の自由参観日やワークショップ、飼育体験などを実施してきましたが、それだけでは遠くまで声を届けることはできませんでした。

誰にでも手に取りやすい商品を通して「まずは知っていただく」ために、「にぎたえしるく湯-ゆずの香り」をお取り扱いいただける店舗様や事業者様を募集しています。

古橋会公式HPのお問い合わせか、公式ECサイトのお問い合わせから、ご連絡をお待ちしています。

※『貴いシルク』は、一般財団法人古橋会の登録商標です。

これまでのメディア実績

・『まるっと!』NHK名古屋様「まるにゃんカフェクイズ」でご紹介いただきましたhttps://silk.furuhashikai.com/blog/2023/04/22/135421

・『稲武のシルクを使って作った入浴剤!!』CBCラジオ様「ドラ魂キング:レポドラ中継」に出演しましたhttps://silk.furuhashikai.com/blog/2023/03/29/091847

・『繭糸の保湿成分で入浴剤:稲武の古橋会「養蚕文化を継承」』中日新聞様に掲載していただきましたhttps://silk.furuhashikai.com/blog/2023/03/28/150303

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この記事を書いた人

私たちは、300年以上の歴史がある豪農古橋家の歴史と家訓「家は徳に栄える」を受け継ぐ財団法人です。
私たちは、豪農旧家、中山間地域、歴史や伝統文化など、古めかしくて時代遅れとみなされたものを、現代においても通用する形に磨き上げて、人と人との繋がりが人を支え、人間性に根ざした、与え合う社会の実現に貢献していきます。

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