「古橋家本宅新座敷を飾る小川珊鶴雛人形コレクション展」を開催いたします
2022年4月1日(金)~3日(日)に、古橋家本宅新座敷にて花道家・小川珊鶴(おがわさんかく)雛人形コレクションと古橋家里帰り雛の特別公開展示を行います。
詳細な開催報告はこちらです
古橋家本宅新座敷を飾る小川珊鶴(さんかく)雛人形コレクション展
日 時 | 2022年4月1日(金)~ 4月3日(日) 午前10:00~午後4:00 |
場 所 | 古橋懐古館敷地内 古橋家本宅新座敷 (ポスター看板が目印です) 愛知県豊田市稲武町タヒラ8番地 ※古橋懐古館の駐車場をご利用ください。 ※詳しいアクセスはこちらへ |
入場料・申込み | 入場料無料で事前申込み不要です。 入退室も自由です。 |
お問い合わせ | 一般財団法人古橋会 古橋懐古館 0565-82-2100 |
高松宮殿下が御宿泊された古橋家本宅新座敷を特別公開いたします
高松宮殿下は、山崎延吉(1873~1954、愛知県安城農林学校初代校長)を通じて、古橋会の事業がお耳に達し、1953(昭和28)年11月10日に、桑原知事のご案内で古橋家にご到着されました。
会食された後、古橋医療研究所(現古橋懐古館)の玄関2階バルコニーから東栄町の民俗芸能「花祭り」をご観覧されました。
古橋家本宅新座敷にご宿泊された翌日は、愛知県農業試験場稲武分場をご視察され、稲武小学校で催された北設楽郡立誓式、稲武中学校で催された郡民体育大会にご臨席、続いて古橋会の事業であった大井平公園の公民館暉保会館と、夏焼の公共鉱泉浴場保道会館をご視察されました。
古橋家本宅(本体は江戸時代建築)の新座敷は藤波言忠(1853~1926。明治天皇の側近)を古橋家に招待した明治末頃に建築されました。
内部は床の間、違棚、出書院が付く10畳の座敷とその脇に3畳間の茶室、裏に6畳間の座敷になっています。
設計者は古橋家の大番頭を務めた市川升七です。升七は書画、建築、造園など広範囲にその才能を発揮しました。
花道家・小川珊鶴(さんかく)
1959年名古屋市生まれ。名古屋芸術大学美術学部日本画科卒業。「平成芸術花院」主宰。名古屋市民芸術祭で特別賞受賞。『家庭画報』『和楽』等の雑誌掲載や各界のアーティストとのコラボレーションなど多数。
伝統文化を継承することの意義を伝えようと国内外多方面で活躍中。2017年より稲武に移住し、「いなぶの里五節供プロジェクト」創設。世界最大の生け花そして、世界一の帯コレクションでギネス記録認定。
小川珊鶴邸で開催されている雛人形コレクション展
稲武(現愛知県豊田市)の小川珊鶴邸では、2月~3月の日曜祝日を中心に、雛人形コレクション展が開催されています。
詳しい内容は、こちらのチラシをご覧ください。
一般財団法人古橋会(古橋懐古館)と小川珊鶴さんは、これまでもコラボレーションを行っており、八事山興正寺での桶茶席を以下にご紹介させていただきます。庭の鮮やかなインスタレーションも印象的でした。
古橋家伝来の「里帰り雛」
古橋家伝来の「里帰り雛」は、天皇陛下と皇后陛下のお姿に似せて作った一対の内裏雛です。
明治31年(1898)、古橋家七代当主の古橋源六郎義真(よしざね)の長女が三好村の柴田家に嫁ぎ、翌年に孫娘が誕生しました。三好村ではお雛祭りをするので、嫁ぎ先の風習に従い「お雛飾り」一式を孫娘のために贈りました。
三好村の柴田家から古橋懐古館の昭和46年(1971)の全面オープンに合わせて帰ってきました。約75年ぶりに実家に帰ってきたお雛さまと言うことで「里帰り雛」と呼ばれるようになりました。
稲武旧暦のひな祭り2022 開催中!桶茶も楽しめます!
今年のどんぐり工房での福よせ雛のテーマは「福よせ団地は大さわぎ!!」です。
2022年2月5日(土)~4月3日(日)まで開催中です。
特に、4月2日(土)と4月3日(日)は、どんぐり工房にて桶茶体験も実施されるようです!