一般財団法人古橋会(古橋懐古館)編集部– Author –
一般財団法人古橋会(古橋懐古館)編集部
私たちは、300年以上の歴史がある豪農古橋家の歴史と家訓「家は徳に栄える」を受け継ぐ財団法人です。
私たちは、豪農旧家、中山間地域、歴史や伝統文化など、古めかしくて時代遅れとみなされたものを、現代においても通用する形に磨き上げて、人と人との繋がりが人を支え、人間性に根ざした、与え合う社会の実現に貢献していきます。
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古橋懐古館
牧野虎雄の画家生活と多摩美術大学新設運動【懐古館だより11号より】
古橋懐古館は、画家牧野虎雄(1890~1946)の作品20点以上を所蔵していますが、これらは財団法人古橋会初代理事長川村貞四郎(1890~1987)から寄贈されたものです。 本記事は牧野虎雄の画家生活を含めて収蔵作品の一部を紹介します。なお、本記事は古橋義... -
古橋懐古館
牧野虎雄が描く川村貞四郎との友情【懐古館だより10号より】
古橋懐古館は、画家牧野虎雄(1890~1946)の作品20点以上を所蔵していますが、これらは財団法人古橋会初代理事長川村貞四郎(1890~1987)から寄贈されたものです。 本記事は牧野虎雄と川村貞四郎の交遊などを中心に、収蔵作品の一部を紹介します。なお、... -
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榊原文翠「大嘗祭図」【出展資料紹介】
大嘗祭(だいじょうさい)とは、天皇が御即位されてから最初に行う新嘗祭(にいなめさい)のことで、特別に「大嘗祭」と呼び、皇位継承に際して行う一世一代の重要な儀式です。 「大嘗祭図」は大嘗宮(だいじょうきゅう)と天皇の行幸を描いたものです。本... -
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本居宣長「桜花詞」【出展資料紹介】
「桜花詞」は、本居宣長が桜の花を心引きつける最も美しい花と称賛し、その深い味わいを見つめるものです。外国の梅や桃を儒学の象徴とみなすことに対し、「桜花詞」は桜が日本の神道の穏やかさを体現し、日本の文化や精神を表現する重要な存在として桜を... -
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副島種臣「桜花行」【出展資料紹介】
「桜花行」は副島種臣70歳代の作品です。書は筆力に加え、線に古淡味が増え、副島後期の味わい深い作品です。 副島種臣(1828~1905)は、明治政府の外務卿をつとめ、維新期の外交に尽力した明治の元勲です。一方で、書家・詩人としても高い評価を得ており... -
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豊臣秀吉「千成瓢箪」【出展資料紹介】
千成瓢箪は、豊臣秀吉(1536~1598)が馬印として使用したものと伝えられています。 その由来は、美濃の稲葉山城攻略において、軍師竹中半兵衛の進言により裏門から奇襲攻撃を行い、瓢箪を棒の先に掲げて振り、これを合図に攻撃を開始したことにあります。... -
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牧野虎雄「巖石と波」【出展資料紹介】
丸帯「巖石と波」は、牧野虎雄が川村貞四郎の妻美和のために描いたものです。「巖となりて 苔のむすまて 乕」と書かれており、波に洗われる岩石を描いたものです。川村美和は、大切にしていたこの帯を、自らの金婚式に着用しました。 牧野虎雄(1890~19... -
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(4月8日・9日限定開館)古橋懐古館で企画展を開催いたします
2023年4月8日(土)・4月9日(日)に、古橋懐古館本館にて企画展「にぎたえの里ー稲武でお花見を楽しもう」の期間限定展示を行います。 【企画展の詳細情報】 企画展にぎたえの里ー稲武でお花見を楽しもう日時2023年4月8日(土)・4月9日(日) 10:00~1... -
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「古橋家本宅新座敷を飾る小川珊鶴雛人形コレクション展」を開催しました
「古橋家本宅新座敷を飾る小川珊鶴(おがわさんかく)雛人形コレクション展」を令和4年4月1日(金)から4月3日(日)に開催しました。稲武(現愛知県豊田市)の地元の方々、そして豊田市内、名古屋市、県内県外からたくさんのお客様にお越しいただき、大好評で... -
お知らせ
新出資料を多数含む古橋懐古館の5万点以上の所蔵資料提供サービス開始
古橋懐古館は、昭和46年(1971)に一般公開以来、貴重な歴史資料を「守り」・「伝える」べく尽力しています。このたび、当館の所蔵資料をご提供(閲覧・複写・画像貸出・資料貸出)するサービスを正式に開始いたします。新出資料だけでも数万点にのぼると見...
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