令和3年度伊勢神宮・熱田神宮献糸用の蚕の飼育(いなぶまゆっこクラブ)

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神宮献糸のための蚕の掃立(はきたて)

今年で140年目となる伊勢神宮献糸と、令和元年度から始まった熱田神宮献糸に向けて、いなぶまゆっこクラブでは、5月26日に令和3年度の掃立(はきたて)を行いました。
今年度は約8000粒の蚕種を仕入れて、約1ヶ月の間に、まゆっこセンターと小井沢養蚕事務所で飼育していきます。

これだけで約4000頭のお蚕さんになります
孵化したばかりのお蚕さん
アリのように見えるので「蟻蚕(ぎさん)」とよばれます

毎年、稲武小学校2年生に蚕の飼育体験をしてもらっています

例年の掃立では、豊田市立稲武小学校の2年生の皆さんが参加して、蚕の飼育体験をするための蚕を配っていました。しかし今年は新型コロナウイルスの影響で、掃立には参加できませんでした。

掃立の翌日、まゆっこクラブの副代表の古橋幹雄さんと(一財)古橋会の賈青松主任が、稲武小学校にて、2年生の子どもたちに蚕を配り、飼育の方法や注意事項を説明しました。

真剣に話を聞いている子供たち

また、豊田市立敷島小学校と老人福祉センターぬくもりの里にも、それぞれ60頭と100頭の蚕を提供しました。子どもからお年寄りの方まで、蚕の飼育体験をされています。

3令蚕の引っ越し

6月4日、掃立から10日過ぎました。3令(脱皮を2回した蚕)になった蚕たちの引っ越しを迎えました。
いままでは温度と湿度を保つために、飼育箱の中で育てていました。3令になると体もだいぶ大きくなり、丈夫になるので、飼育台に移動します。
また、2令までは人工飼料で育てていきますが、3令からはじめて桑の葉を与えます。

飼育台に移動したばかりの蚕(3令)
最後の人工飼料を食べています

回転蔟(かいてんぞく)の組み立て

6月17日、後一週間ほどで上蔟(じょうぞく)になります。
その準備作業として、回転蔟の組み立てや、消毒のための天日乾しを行いました。

組み立てた回転蔟
5令になった蚕
1食分の桑(5令初期)
これからどんどん増えます
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この記事を書いた人

私たちは、300年以上の歴史がある豪農古橋家の歴史と家訓「家は徳に栄える」を受け継ぐ財団法人です。
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