140年目の伊勢神宮への神御衣(かんみそ)御料糸(ごりょうし)の献納

令和3年11月5日(金)豊田市稲武献糸会(事務局:一般財団法人古橋会)は、140年目の伊勢神宮献糸(けんし)を行いました。
明治15年(1882)に始まった、愛知県豊田市稲武地域(旧稲武町)から伊勢神宮への神御衣御料糸(祭祀に供えられる織物のための生糸)の献納は、本年で140年目になります。
献納した糸は、いなぶまゆっこクラブ自分たちで育てた春繭を原材料として、足踏み式座繰り機で糸取りした純国産生糸です。

目次

早朝に稲武から出発

午前6時20分に、豊田市稲武献糸会関係者が古橋懐古館の駐車場に集合し、マイクロバスで伊勢神宮に向けて出発しました。
朝の稲武は寒く、当日朝の気温は2度でした。この時期は大井平公園の紅葉がとてもきれいです。

献納した生糸
稲武大井平公園の紅葉

伊勢神宮内宮宇治橋前に到着

午前9時30分、予定時間通りに到着しました。
神宮司庁の職員の方に案内していただき、生糸が収められた木箱を持って宇治橋を渡り、神宮司庁に向かいました。

宇治橋を渡る様子
神宮司庁前

厳かな献納式を経て、生糸は神御衣祭(かんみそさい)へ

神宮司庁での献納式では、調度部長に生糸をお渡しし、神宮からは、140年目となったことで感謝状と記念品(文箱と折敷)をいただきました。
なお、毎年豊田市稲武献糸会が奉納する生糸は、松阪市にある神服部機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)にて和妙(にぎたえ)という絹織物に織られて、伊勢神宮にて毎年5月14日に行われる 神御衣祭(かんみそさい) に供えられます。

伊勢神宮からいただいた感謝状
記念品(文箱)
記念品(折敷)

御垣内参拝

続いて、五十鈴川でお清めをしてから、内宮御垣内参拝を行いました。

五十鈴川でお清め
内宮に向かう
皇大神宮(内宮)

通常の一般参拝では、外玉垣の外側から参拝します。
御垣内参拝では、外玉垣の内側に入って参拝することになります。

「板垣南御門」を入り御正殿を正面に見て左手側にある「南宿衛屋」で手荷物を預け、お祓いをいただいた後、外玉垣の内側に入りました。
献糸会長が中重鳥居の前に立ち、他の献糸会員が二列に並んで、参拝を行いました。

御神楽と昼食を経て帰路へ

神楽殿にて御神楽を拝見して、お昼ごはんは参集殿にて神宮会館のお弁当をいただきました。
食事の後は、午後1時30分まで、神宮やおかげ横丁の自由散策時間です。

神楽殿
神宮会館幕ノ内弁当

稲武に帰って来たのは午後5時ごろでした。
今年も生糸を無事に奉納することができ、伊勢神宮の皆様、また献糸会の皆様ありがとうございました。

また、繭や生糸を生産したまゆっこクラブの皆様、一年間ご苦労さまでした。
今年のまゆっこクラブの活動は以下の記事をご覧ください。

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この記事を書いた人

私たちは、300年以上の歴史がある豪農古橋家の歴史と家訓「家は徳に栄える」を受け継ぐ財団法人です。
私たちは、豪農旧家、中山間地域、歴史や伝統文化など、古めかしくて時代遅れとみなされたものを、現代においても通用する形に磨き上げて、人と人との繋がりが人を支え、人間性に根ざした、与え合う社会の実現に貢献していきます。

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