安倍総理大臣の所信表明演説にて、古橋源六郎暉皃(てるのり)が取り上げられました
平成26年(2014)第187回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説にて、古橋家6代当主 古橋源六郎暉皃(てるのり)のエピソードが取り上げられました。
目次
安倍内閣総理大臣の所信表明演説の引用
六 おわりに
「天は、なぜ、自分を、すり鉢のような谷間に生まれさせたのだ?」
三河の稲橋村(いなはしむら)に生まれた、明治時代の農業指導者、古橋源六郎暉皃(てるのり)は、貧しい村に生まれた境遇を、こう嘆いていたと言います。しかし、ある時、峠の上から、周囲の山々や平野を見渡しながら、一つの確信に至りました。
「天は、水郷には魚や塩、平野には穀物や野菜、山村にはたくさんの樹木を、それぞれ与えているのだ。」
そう確信した彼は、植林、養蚕、茶の栽培など、土地に合った産業を新たに興し、稲橋村(いなはしむら)を豊かな村へと発展させることに成功しました。
今、「日本はもう成長できない」、「人口減少は避けられない」といった悲観的な意見があります。
しかし、「地方」の豊かな個性を活かす。あらゆる「女性」に活躍の舞台を用意する。日本の中に眠る、ありとあらゆる可能性を開花させることで、まだまだ成長できる。日本の未来は、今、何を為(な)すか、にかかっています。
悲観して立ち止まるのではなく、可能性を信じて、前に進もうではありませんか。
厳しい現実に立ちすくむのではなく、輝ける未来を目指して、皆さん、共に、立ち向かおうではありませんか。
御清聴ありがとうございました。
平成26年9月29日 第百八十七回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説 | 平成26年 | 施政方針/所信表明…
内閣の基本的姿勢や取り組むべき諸課題についての演説をご覧になれます。
地方創生国会
平成26年(2014)第187回国会は、地方創生国会と呼ばれ、少子高齢化など地方が抱える課題に対して、「やれば、できる。」というメッセージを訴えた所信表明演説でした。
古橋源六郎暉皃が活躍した明治期は、稲武町(現豊田市。当時稲橋村)は「天下の模範村」と評価されるほど、先進的な地域でした。
地域
私たちは、中山間地域で持続可能な事業活動を行うことで、持続可能な社会の実現を目指しています。 【私たちの拠点 愛知県豊田市「稲武町」】 自然豊かな奥三河の山村 …