古橋懐古館の一般公開無期限休館のお知らせ

古橋懐古館は、昭和 33 年(1958)に旧 2 号館を建設し、昭和 46 年(1971)から大幅な拡張および一般公開を行いました。
これまで多くの方々のご観覧ご協力をいただき、一貫した思想をもって収集されてきた古橋家所蔵資料の展示を通じて、明治維新の気風、備荒貯蓄の精神を公示させていただいてきました。

しかしながら、消防設備の現代法令への適合について消防当局よりご指導をいただき、一般の方々に公開を続けることは困難と判断いたしました。
つきましては下記の通り、一般公開は平成 30 年度の営業までとし、今後は無期限の休館とさせていただきます。

平成 29 年(2017)に新設した収蔵庫を核とし、所蔵資料の整理・保存・活用に注力してまいります。
古橋懐古館の建物につきましては、もともと江戸中後期建築の酒蔵や味噌蔵を、太平洋戦争後に総合病院に改築し、さらに今のような古橋懐古館に改築した経緯がございます。この経緯に倣って、柔軟な発想で新たな活用を模索してまいります。
誠に残念ではございますが、皆様のご理解と、今後ますますのご協力をよろしくお願い申し上げます。



平成 30 年度の土曜日・日曜日の一般公開は 11 月まで
平成 31 年度以降は無期限の休館

※所蔵資料の整理保存や貸出、閲覧提供などの業務は継続いたします

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私たちは、300年以上の歴史がある豪農古橋家の歴史と家訓「家は徳に栄える」を受け継ぐ財団法人です。
私たちは、豪農旧家、中山間地域、歴史や伝統文化など、古めかしくて時代遅れとみなされたものを、現代においても通用する形に磨き上げて、人と人との繋がりが人を支え、人間性に根ざした、与え合う社会の実現に貢献していきます。

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